白いガルバリウム外壁の家は、スタイリッシュでおしゃれですよね。
しかし、汚れが気になりやすいなどのデメリットもあるため、新築時や入居後の対策が必要です。
そこで今回は、山梨・甲府でガルバリウム鋼板を使った外観を多数施工している『入沢工務店』が、白いガルバリウム外壁のメリット・デメリットを解説します。
白いガルバリウム外壁の汚れ対策やおしゃれな外観実例もご紹介しておりますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
このコラムのポイント |
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●白いガルバリウム外壁の外観は、スタイリッシュなデザイン性が魅力ですが、汚れが目立ちやすいなどのデメリットがあります。
●新築時や入居後の対策で、白いガルバリウム鋼板の外壁をきれいに保つことは可能です。 ●ガルバリウム外壁の家の施工実績が豊富な住宅会社に家づくりを相談し、入居後までサポートしてもらいましょう。 |
白いガルバリウム鋼板の外壁を使った、おしゃれなマイホームを建てたい方は、ぜひ最後までご覧くださいね。
Contents
白いガルバリウム鋼板の外壁を選ぶメリット
(施工事例:山梨県笛吹市O様邸 ZERO-CUBE+BOX2)
白いガルバリウム鋼板の外壁を、マイホームの外観に採用するメリットをご紹介します。
スタイリッシュで明るい印象の外観デザインに仕上がる
ガルバリウム鋼板は凹凸感がかっこよく、洗練されたデザインが特徴の外壁材です。
また、白い外壁は明るく清潔感のある印象を与えることができます。
そのため、シンプルモダンやナチュラルモダンのおしゃれな外観に仕上げたいときに、白いガルバリウム鋼板の外壁はぴったりです。
様々な外壁材と組み合わせやすい
白いガルバリウム鋼板は、様々な外壁材と組み合わせやすい点もメリットです。
違う色のガルバリウム鋼板と張り分けてもかっこいいですし、木製外壁や窯業系サイディングなどの異素材を取り入れてもマッチします。
白いガルバリウム鋼板自体はとてもシンプルなデザインなので、色や柄が特徴的な外壁材をアクセントに使ったコーディネートもおすすめです。
耐久性が高い
白色に限らず、ガルバリウム鋼板の外壁は耐久性が高い点が魅力です。
ガルバリウム鋼板には亜鉛とアルミを混ぜたメッキ層が施されており、耐衝撃性に優れているのに加えて、サビにくさも特徴に挙げられます。
ガルバリウム鋼板は、金属がサビに弱いという従来の常識を覆す、外装材にぴったりの金属建材です。
耐用年数も20~30年程度と言われており、正しくメンテナンスすればさらに長持ちするケースも少なくありません。
タイルや窯業系サイディングと比べて軽量
ガルバリウム鋼板の外壁は、タイルや窯業系サイディングと比べて軽量です。
外壁材が軽量だと次のようなメリットがあります。
- 職人さんが施工しやすい
- 建物への負荷が少ない
軽量で加工がしやすいガルバリウム鋼板は、職人さんが施工しやすく短工期化にもつながります。
また、地震の揺れなどによる建物への負荷を軽減させることが可能です。
白いガルバリウム鋼板の外壁を選ぶデメリット
白いガルバリウム鋼板の外壁を、マイホームに採用するデメリットをご紹介します。
汚れが目立ちやすい
白いガルバリウム鋼板の外壁は、汚れが目立ちやすい点が最大のデメリットです。
特に、砂ぼこりや排気ガスが混ざった雨だれは黒いため、白いガルバリウム鋼板は他の色と比べて気になります。
サイディングの場合、白でも柄が入ったものがありますが、一般的なガルバリウム鋼板は単色なので汚れが分かりやすいです。
後ほど、白いガルバリウム鋼板の外壁の汚れ対策をご紹介しますので、チェックしてみてくださいね。
サビることがある
ガルバリウム鋼板はサビにくい金属外壁とはいえ、絶対にサビないわけではありません。
次のようなケースではサビが生じやすくなります。
- 雨に含まれる酸が付着する
- 砂ぼこりや汚れなどが付着する
- 潮風で外壁に塩分が付着する
ガルバリウム鋼板の外壁は、キズがつくとサビが広がりやすくなります。
外壁の状態を維持するためには、こまめに点検したり、水で汚れを洗い流したりするなどのメンテナンスが大切です。
明るい白は眩しく感じることがある
白いガルバリウム鋼板の外壁は、色味によっては眩しく感じることがある点もデメリットです。
トーンの明るい白は太陽光が反射しやすいため、長時間庭にいると目が疲れると感じる方もいます。
グレーやベージュの色味が入った白を選ぶなど、外壁の色選びにこだわってみてくださいね。
特徴のないデザインになることも
ガルバリウム鋼板の外壁は、シンプルなデザイン性が魅力的ですが、裏を返せば味気ない外観になりやすいため注意が必要です。
他の外壁材と組み合わせたり、色の異なる玄関ドアを選んだりして、アクセントを取り入れることをおすすめします。
白一色で外観をコーディネートしたい場合は、建物形状に凹凸をつけて窓の配置を工夫するなどの方法を採用してみてくださいね。
ガルバリウム鋼板全般のメリット・デメリットについては、こちらのコラムで詳しく解説しております。
▷関連コラム:ガルバリウムサイディングの特徴は?価格・メンテナンスまで解説
山梨・甲府で「白いガルバリウム外壁の家」を検討中の方は、入沢工務店へお問い合わせください。
メリット・デメリットを熟知したスタッフが、きれいな状態を保ちやすいおしゃれな白いガルバリウム外壁の外観をご提案いたします。
白いガルバリウム外壁の汚れ対策・メンテナンス方法
白いガルバリウム鋼板の外壁を選ぶ際に、おすすめしたい対策やメンテナンス方法をご紹介します。
汚れが目立ちにくい白を選ぶ
(施工事例:山梨県W様邸 ZERO-CUBE STEPFLOOR+BOX)
色選びの工夫によって、白いガルバリウム外壁の汚れを目立ちにくくすることができます。
例えば、上の事例のようなベージュっぽい白なら、真っ白なガルバリウム鋼板よりは汚れが見えにくいです。
他にもグレーっぽい白などもおすすめです。
太陽光の下だと外壁は明るく見えるため、サンプルを見て決めるときは、屋外に出て色味をチェックしましょう。
建物正面の窓を減らす・バルコニーをなくす
建物正面に配置する窓を減らしたり、バルコニーをなくしたりする方法も、汚れ対策の1つの方法です。
雨水はサッシやバルコニーの手すり周りに溜まった泥汚れなどを含んで、外壁を伝って流れていき、乾いて雨だれになります。
そのため、窓やバルコニーをなくせば、雨だれができにくい状態をつくることが可能です。
- POINT
窓は日当たりを考えて数や配置を調整しましょう。
日が当たりにくい北側が正面の建物なら、窓の数を減らしても影響ないケースも多いですので、土地選びから意識してみてくださいね。
窓の少ない家の注意点はこちらのコラムでも解説しておりますので、ぜひご覧ください。
▷関連コラム:“窓の少ない家”のメリットや後悔しないための注意点は?事例写真も
凹凸のない建物形状にする
(施工事例:山梨県山梨市W様邸 ZERO-CUBE+BOX2)
凹凸のない建物形状にすることもポイントです。
建物に凹みがあると汚れが溜まりやすく、外壁にも砂ぼこりなどが付着します。
また、凹凸が多い建物は外壁全体に雨が当たりにくいため、汚れが流れずに付着したままになるケースも多いです。
上の事例のようなキューブ型の外観なら、汚れが溜まりにくく雨水が地面まで一直線に流れるため、きれいな外壁を保ちやすくなります。
年1~2回は水洗いで汚れを落とす
新築時に汚れ対策を取り入れても、完全に汚れが付かないわけではありません。
徐々に汚れは蓄積して目立ってくるため、年1~2回は水で洗い流しましょう。
高圧洗浄機を使ったり、デッキで強くこすったりすると、表面の塗膜が剥がれて外壁に悪影響を及ぼすため注意が必要です。
ホースを使って汚れを流し、落ちにくいときは柔らかなスポンジなどで優しく拭き上げることをおすすめします。
定期的にサビやキズのチェックをする
定期的にサビやキズをチェックして、外壁の状態を維持しましょう。
キズが付いているとサビが広がりやすくなり、外観のデザイン性が低下するだけでなく、外壁の強度にも影響します。
ご自身でチェックするだけでなく、数年に1度はプロに細部まで点検してもらうこともポイントです。
定期訪問や点検の体制が整っているような、アフターメンテナンスが充実した住宅会社に家づくりを依頼すれば、長期にわたって住まいをサポートしてもらえます。
10~20年を目安に塗装する
ガルバリウム鋼板の外壁は、10~20年を目安に塗装することが望ましいです。
アルミニウムや亜鉛でメッキされているガルバリウム鋼板は耐久性が高いですが、劣化しないわけではありません。
外壁が次のような状態になっていたら、塗装の検討をおすすめします。
- 色あせが目立つ
- チョーキングする(指で外壁を触ったときに白い粉が手に付く)
- サビ・キズがある
- 落ちない汚れがある
塗装をせずに放置しておくと、汚れが目立つだけでなく、外壁材の耐久性低下にもつながります。
プロに状態をチェックしてもらい、適切なタイミングでメンテナンスしましょう。
山梨・甲府で「白いガルバリウム外壁の家」を検討中の方は、入沢工務店へお問い合わせください。
入沢工務店では、入居後の点検やリフォームまでトータル的にサポートいたします。
【白いガルバリウム外壁の家】おしゃれな外観の施工実例
白いガルバリウム鋼板の外壁を採用した、おしゃれな外観の施工実例をご紹介します。
建物形状をアクセントにした白いガルバリウム外壁の家
(施工事例:山梨県笛吹市O様邸 ZERO-CUBE+BOX2)
白いガルバリウム外壁を使って、外観をコーディネートした事例です。
玄関ポーチを広めにつくって、外観のアクセントにしています。
真四角の大きさの異なる窓を配置して、シンプルな白いガルバリウム外壁に遊び心をプラスしました。
2種類の外壁材の違いを楽しめる住まい
(施工事例:山梨県笛吹市K様邸 ZERO-CUBE+GARAGE CUSTOM)
ガルバリウム鋼板と窯業系サイディングの外壁材を組み合わせた外観です。
色は同じでも異なる素材を取り入れると、メリハリのある外観デザインになります。
ガルバリウム鋼板の縦ラインに合わせ、窓も上下階の配置をそろえ、スタイリッシュな印象になるように仕上げました。
白い家の外観をおしゃれにするポイントは、こちらのコラムで解説していますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
▷関連コラム;白い家の外観をおしゃれにする10のコツを事例で解説|後悔しないためのポイントも
山梨・甲府で「白いガルバリウム外壁の家」を検討中の方は、入沢工務店へお問い合わせください。
ガルバリウム鋼板を使った外観は、施工事例ページにて多数ご紹介しております。
まとめ
白いガルバリウム鋼板の外壁は、シンプルでスタイリッシュなデザイン性が魅力です。
窓の配置などにこだわり、定期的にメンテナンスすることで、白いガルバリウム鋼板のきれいな状態を維持しやすくなります。
汚れ対策を取り入れた、おしゃれなガルバリウム外壁の住まいにするために、施工実績が豊富な住宅会社に家づくりを依頼しましょう。