平屋の規格住宅を検討していて、「ハウスメーカーも、プランの数も多すぎて、どう選べばいいかわからない」とお悩みではないでしょうか。
また、規格住宅の間取り・デザインを見て、「本当にこの中から選んで良いの?」と不安を感じている方もいらっしゃると思います。
そこで今回は、山梨・甲府でおしゃれ&ご家族のこだわりをプラスできる規格住宅を建築している『入沢工務店』が、規格住宅のハウスメーカー・プランをスムーズに選ぶ方法を紹介します。
ご家族の理想の暮らしを実現するために、ぜひ最後までごらんください。
Contents
平屋の規格住宅を建てるハウスメーカー選び7つのポイント
平屋の規格住宅を建てるハウスメーカーを選ぶ際には、ぜひ以下7つのポイントを確認・比較してください。
- 大手ハウスメーカー・地元工務店どちらも検討
- 立地・周辺環境に応じた提案力
- 見積書の内容・わかりやすさ
- 施工実績・口コミ
- 完成見学会で住宅を確認
- アフターフォロー体制
- 規格住宅・注文住宅どちらにも対応可能か
大手ハウスメーカー・地元工務店どちらも検討
規格住宅を提供しているハウスメーカーの探し方は2パターンです。
- ハウスメーカー・地元工務店各社のホームページで、規格住宅を提供しているかを確認
- 住宅フランチャイザー(フランチャイズ本部)が提供している規格住宅のブランド名※から、お近くのフランチャイジー(加盟店)を探す
※インターネットで「住宅フランチャイズ」と検索をすると、全国展開している規格住宅のブランド名を調べることが可能です。
また、一般的に大手ハウスメーカーには独自の規格住宅ブランドがありますが、地元工務店は独自ブランドを持たず、住宅フランチャイズの加盟店として規格住宅を提供しているのが一般的です。
「規格住宅=大手ハウスメーカー」というイメージがあると思いますが、実はコストパフォーマンスが優れている規格住宅を取り扱っている地元工務店がたくさんあります。
ハウスメーカー選びの範囲を広げて、ご家族にぴったりの規格住宅を選択していただけると幸いです。
こちらの記事で、地元工務店の探し方を確認できます。
▷関連コラム:“地元工務店”の探し方|それぞれの特徴とおすすめの方法を解説
山梨・甲府で規格住宅を検討中の方は、入沢工務店へお問い合わせください。
入沢工務店は、バラエティ豊かな規格住宅を高い施工技術で建築している工務店です。
土地の状況・周辺環境に応じた提案力
規格住宅は間取りに一定の制限がありますが、本来は以下のような項目の状況を踏まえて間取りを作成する必要があります。
- 土地の方角
- 土地の形状
- 地域特有の気候
- 周辺建物の状況 など
そのため、ご家族の要望を把握したうえで、「土地の状況・周辺環境に適応した平屋の規格住宅のプラン」を提案してくれるハウスメーカーを選ぶことが大切です。
見積書の内容・わかりやすさ
建材・工数・付帯工事など、工事内容が詳細にわかる見積書を提示してくれるハウスメーカーを選びましょう。
「◯工事一式 ■円」のようなあいまいな見積書は工事内容の過不足を確認できず、ご家族・ハウスメーカーの工事内容に対する認識が違う場合に、トラブルが発生する可能性があります。
トラブルの例:ご家族が当然含まれていると考えていた設備が含まれていない→追加工事が必要になる など
施工実績・口コミ
ご家族が家を建てるエリアで利用できるハウスメーカーは多数あると思いますが、すべてのハウスメーカーと打ち合わせをするのは難しいですよね。
印象の良いハウスメーカーを絞り込むために、施工実績・口コミも確認することをおすすめします。
実際にハウスメーカーを利用した方の口コミで、「家づくりを楽しめたか」「快適に暮らせているか」などを確認すると、好印象のハウスメーカーをピックアップしやすくなります。
完成見学会で住宅を確認
完成見学会では、規格住宅の性能・ハウスメーカーの施工精度などを確認できます。
- 「室内の温度・湿度」「エアコンの設定」を確認し、冷暖房効率の良い住宅か
- 室内の音はどの程度響くか、屋外の音はどの程度聞こえるか
- 窓の数・サイズによって快適な室内環境づくりができているか
- 収納容量は十分か
- 壁紙や床材がすみずみまで丁寧に施工されているか など
アフターフォロー体制
アフターフォロー体制はハウスメーカーごとに違うため、サービス・価格のバランスを比較する際に必ず確認が必要です。
- 定期点検の有無や頻度
- 不具合発生時の連絡方法
- ハウスメーカー独自の保証 など
規格住宅・注文住宅どちらにも対応可能か
「規格住宅or注文住宅」どちらを選ぶか迷っている段階の場合は、「規格住宅ではご家族の理想を叶えられない」と感じたときに方針転換をしやすいよう、注文住宅にも対応可能なハウスメーカーをピックアップしましょう。
規格住宅・注文住宅どちらも豊富な施工実績を持つハウスメーカーを選ぶことをおすすめします。
平屋の規格住宅ブランド選び3つのポイント
平屋の規格住宅を建てるハウスメーカーの選び方を確認しましたが、規格住宅には多くのブランドがあるため、「どのブランドを選ぶか」も迷うのではないでしょうか。
ハウスメーカーごとに取り扱っているブランドが違うため、次に、各ブランドを比較する際のポイントも紹介します。
- プランの自由度
- デザイン性
- 住宅性能
プランの自由度
規格住宅は、一般的には以下のような項目ごとに選択肢があり、提示された選択肢の中から選び・組み合わせて家づくりをします。
- 居室数の増減可能範囲
- 居室以外の空間(バルコニー・ガレージなど)
- 外観・内装デザイン
- 設備のグレード・サイズ・容量 など
選択肢がご家族の好みに合うものばかりであれば「自由度が高い」と感じ、好みに合うものが少なければ家づくりの満足度を感じにくくなります。
そのため、ご家族の好みに合う選択肢がある規格住宅を選ぶことが大切です。
デザイン性
規格住宅は、ブランドごとに一定の方向性で外観・内装などがデザインされています。
住宅デザインは暮らしを充実させる重要な要素なので、ご家族の好みに合うデザインの規格住宅を選ぶことも大切です。
住宅性能
住宅性能の例は以下のとおりで、標準仕様で高性能を提示している規格住宅を選ぶと、費用を抑えながら快適性・安全性の高い家づくりが実現する可能性が高まります。
- 断熱性能:冬に温かい室内の温度を屋外へ逃さず、夏に日射熱の影響を受けづらくする性能
- 耐震性能:大地震発生時に簡単に損傷・倒壊・崩壊せず、避難の時間を十分に確保できる性能
- 省エネ性能:「一次エネルギーの消費量を抑える」「創エネルギー」をバランスよく実現する性能
- 劣化を軽減する性能:長期に渡って優良な状態で住宅を使える性能
- 防犯性能:侵入・窓の破壊などを防ぐ性能 など
「ローコスト」だけに注目して規格住宅を選択すると性能不足を実感し、後から快適性・安全性向上の費用が発生するケースがあるため、注意しましょう。
価格重視で複数の規格住宅を比較検討する場合でも、価格・性能のバランスを確認することが大切です。
山梨・甲府で規格住宅を検討中の方は、入沢工務店へお問い合わせください。
ご家族が理想の家づくりをするために、資金計画の段階からサポートいたします。
平屋のおしゃれな規格住宅|間取り、外観・内装デザイン実例
入沢工務店が提供している平屋の規格住宅の中から、おしゃれでご家族独自のライフスタイルを実現しやすい規格住宅ブランド『Livia』のプラン内容を紹介します。
間取り
こちらは平屋ではないのですが、規格住宅ブランド『Livia』のベースとなる間取りに、ウッドデッキを加えた実例です。
『Livia』の間取りは、ガレージ・和室・ウッドデッキをカスタムできます。
外観
規格住宅ブランド『Livia』の外観デザインは、6タイプから選択できます。
外観 | 特徴 |
---|---|
【キューブ】![]() |
シンプルな箱型で、『Livia』の外観デザインのベース |
【三角屋根】![]() |
スタンダードな三角屋根の外観デザイン |
【和モダン】![]() |
和の素材を使用し、庇を設けた外観デザイン |
【キューブ×和室】![]() |
「キューブ」に天然木のアクセントウォールをプラスした外観デザイン |
【板張り】![]() |
「キューブ」の外壁に天然木の板張りを採用した外観デザイン |
【ラスティック】![]() |
カフェスタイルのナチュラルな外観デザイン |
規格住宅ブランド『Livia』で平屋を建築した実例も紹介します。
以下3例はすべて「キューブ×和室」の外観デザインを選択していますが、外壁の色・素材によって印象が大きく変わることがわかります。
【黒】
(施工事例:山梨県山梨市注文住宅|Livia/ラシアおしゃれな平屋の施工事例<)
【白】
(施工事例:山梨県山梨市新築平屋注文住宅|おしゃれなLivia施工例)
【ベージュ】
(施工事例:山梨県南アルプス市注文住宅|平屋のおしゃれな間取り施工事例)
内装
規格住宅ブランド『Livia』のデザインコンセプトは4タイプで、内装デザインもご家族の好みに応じて選択できます。
- nature:自然素材を活用したをナチュラルなデザイン
- EDGE:無駄のないシンプル&スタイリッシュなデザイン
- Rustic:外国の田舎暮らしを連想させるレトロなカントリースタイルのデザイン
- BETON:ダークカラーを基調とし、インダストリアルな素材を使用したブルックリンスタイルのデザイン
規格住宅ブランド『Livia』の内装デザイン実例も紹介します。
同じ規格住宅であっても、ご家族が理想とするライフスタイル・デザインの好みに応じて家づくりが可能です。
【nature】
(施工事例:>山梨県注文住宅|リヴィア/Livia箱型の家外観と間取り施工事例)
【EDGE】
(施工事例:山梨県南アルプス市新築注文住宅|ライトグレー外壁の施工事例)
【BETON】
(施工事例:山梨県注文住宅|Livia/リヴィアおしゃれな間取り施工事例)
入沢工務店には、今回紹介しきれなかった実例がまだたくさんあります。ぜひごらんください。
ご家族が家を建てるエリアには規格住宅を取り扱っているハウスメーカーが多数あり、さまざまな規格住宅を選択可能です。
広く情報収集をして、ご家族の理想とするデザイン・性能を持つ規格住宅を選択していただけると幸いです。
平屋の規格住宅Q&A
最後に、平屋の規格住宅を検討している方から、入沢工務店がよくいただく質問・回答を紹介します。
規格住宅・注文住宅どちらがいい?
規格住宅は一定の範囲内から選択して家づくりをするため手間がかからず、一般的に注文住宅と比較して建築費用も抑えられる点が魅力です。
一方で、自由な家づくりを求める方にとっては、選択肢が決まっていることに不自由を感じる点がデメリットです。
注文住宅はゼロから自由に間取り・デザイン・設備などを選択して家づくりを楽める点が魅力です。
一方で、手間がかかり、こだわりを詰め込むほど建築費用が高額になる可能性がある点がデメリットです。
規格住宅・注文住宅には、それぞれメリット・デメリットがあります。
ご家族ごとに「家づくりのイメージ」は違うため、楽しみながら長く愛着を持って暮らせる家づくりが実現する選択をしてください。
山梨・甲府で規格住宅を検討中の方は、入沢工務店へお問い合わせください。
入沢工務店は、規格住宅・注文住宅どちらにも対応可能な工務店です。
平屋・2階建てどちらがいい?
平屋はワンフロアで生活が完結する間取りが魅力で、ご家族間のコミュニケーションも取りやすいため、育児・介護などご家族の様子を把握しながら暮らしたいご家族に向いています。
一方で縦に空間を広げられないため、間取り・土地の使い方が制限されるケースがある点がデメリットです。
2階建ては縦に空間を広げて間取りの選択肢を増やし、ご家族1人1人のプライバシーにも配慮して間取りをつくりやすい点が魅力です。
一方でご家族のライフスタイル・健康状態によっては階段移動を負担に感じる点がデメリットです。
平屋・2階建ての選択も、ご家族によってさまざまです。
長期的な視点で、ご家族構成の変化・ライフスタイルの変化なども考慮して選択をすると、後悔を防げます。
こちらの記事で、平屋のメリット・デメリットを詳しく確認できます。
▷関連コラム: “平屋の家”メリット・デメリットは?税金・バリアフリー・土地選びのポイントを解説
諸費用はいくら?
住宅購入時の諸費用は1軒ごとに違いますが、総予算の8〜15%程度が目安です。
(例)総予算4,000万円の場合、諸費用は【4,000万円×8〜15%=320〜600万円】が目安
諸費用の主な内訳は以下のとおりで、多くの諸費用は現金支払いが必要です。
そのため、諸費用支払いの資金を考慮して頭金・住宅ローン額などを検討しましょう。
- 土地購入時の不動産仲介手数料
- 土地購入時の手付金
- 登記費用(土地購入時の所有権に関連する登記、住宅ローン利用時の抵当権設定登記)
- 住宅ローン・工事請負契約書に貼付する印紙税
- 不動産取得税 など
こちらの記事で、無理のない資金計画を組み立てる方法を確認できます。
▷関連コラム:家賃8万円の賃貸・マイホームもったいないのはどちら|手取りと家賃のバランス、家を買える年収など解説
まとめ
平屋の規格住宅を検討している方へ、ハウスメーカーの選び方・規格住宅の選び方などを紹介してきました。
規格住宅を提供しているハウスメーカー・規格住宅ブランドの数はとても多いため、今回紹介したチェックポイントを参考にしてご家族のイメージ通りの規格住宅を選んでください。
また規格住宅と一口に言っても、まったく同じデザイン・間取りの家は1軒もないため、ご家族の個性も取り入れて家づくりを楽しんでいただけると幸いです。