Category header bg 01 Category header bg 02 Category header bg 03 Category header bg 04 Category header bg 05

コラム

お金・住宅ローン

平屋建て住宅はなぜ「高い」と言われる?理由と費用を抑える6つのコツを解説

平屋建て住宅はなぜ「高い」と言われる?理由と費用を抑える6つのコツを解説


みなさんの中には、「平屋にすると新築費用が高くなる」という話を聞いたことがある方もいらっしゃるでしょう。

確かに、その言葉は間違いではありません。

ただし、なぜ高いと言われるのか、その理由を知ると、価格を抑えるヒントが見えてきます。

そこで、今回は「平屋建て住宅は高い」と言われる理由と、平均価格、さらに新築コストを抑えるコツについて解説します。

山梨で1974年創業の「入沢工務店」が手がけた施工事例を交えてお話ししますので、ぜひ参考にしてください。

 このコラムのポイント

● 平屋建て住宅が高いと言われる理由は、建築コストと固定資産税に関係しています。

● 品質を落とさずリーズナブルに平屋建て住宅を建てたい方は、コストを抑えるコツを知っておきましょう。

● 入沢工務店は、山梨で“地元密着”をコンセプトに、高性能でスタイリッシュかつローコストな「規格住宅」から建築家とコラボした「注文住宅」まで数多く手がけています。



平屋住宅が“高い”と言われる理由

平屋住宅が“高い”と言われる理由
施工事例の詳細はこちらから


一般的に、平屋建て住宅は2階建住宅よりも面積あたりのコストが割高とされています。

その理由は、大きく3つあります。


建築コストが割高

延べ床面積が30坪の家を建築する場合、建築面積は平屋建てですと同じく30坪、総2階建ては15坪になります。

同じ床面積であればそれほどコストは変わらないと思うかもしれませんが、この建築面積の差が新築費用に大きく影響するので注意しましょう。

なぜなら、平屋建ては基礎工事・小屋組み工事・屋根工事の施工面積が総2階建てのおよそ2倍になるからです。

これら主要構造部にかかわる工事は総コストにおいて占める割合が大きいため、結果的にトータル費用が2階建て住宅の1.1〜1.2倍になるケースが多い傾向が見られます。


土地の固定資産税が高い

都市計画法で定められた用途地域ごとに、敷地に対して建物を建てられる面積割合(建蔽率)が定められています。

建蔽率とは
(引用:国土交通省|市民景観まちづくりリーフレット⑥


そのため、延べ床面積=1階面積となる平屋建てにおいては、広い土地が必要になります。

(例)
延べ床面積30坪・建ぺい率60%の場合の最低必要敷地面積

平屋建て:30坪÷60%=50坪
2階建て:30坪÷2÷60%=25坪



土地の広さが広くなると、その分毎年納める土地の固定資産額(課税標準額×1.4%)が高くなります。

建物(家屋)の固定資産税が高くなりがち

建物(家屋)にかかる固定資産税の額は各自治体が設定しますが、基本的にその家を再建築するのにかかる費用のおよそ50〜70%に設定されます。

つまり、基礎や屋根の面積が広く建築コストが高くなりがちな平屋建て住宅においては、建物分の固定資産税も2階建て住宅より高くなる可能性があります。

 ポイント

平屋建て住宅は2階建住宅よりも初期コストや税金が高くなりがちですが、平屋建てだからこそ“かからない”費用もあります。

また、間取りなどを工夫することで、新築コストは抑えられます。

そのため「平屋建て住宅は高い」と真っ先に諦めず、施工実績が豊富な建築会社へまずは相談してみましょう。




平屋建て住宅だと“かからない・少ない”費用も

平屋建て住宅だと“かからない・少ない”費用も
施工事例の詳細はこちらから


同じ坪数の平屋建てと総2階建てを比較すると、平屋建ての方が建築面積は2倍になります。

そのため、基礎や屋根などの建築費用はどうしても高くなります。

ただし、平屋建てにすると不要になる工事もあるため、チェックしておきましょう。

  • 地盤改良工事(建物荷重を踏まえた改良)
  • 上階荷重を踏まえた耐震補強工事
  • 階段造作工事
  • 外壁や屋根の施工・メンテナンスに伴う足場工事


これらの工事を全て合わせると、一般的な広さの家でも数百万円になります。

ただし、最近は平屋建て住宅にスキップフロアや1.5階を作る事例が増えており、これらの場合は、階段造作や耐震補強工事が必要です。



データで見る平屋住宅の平均単価

データで見る平屋住宅の平均単価
施工事例の詳細はこちらから


ではここで、実際に平屋建てを建てる場合の費用目安を紹介します。

国土交通省の調べによると、階数問わず持ち家の木造住宅を新築する場合の全国平均価格は「2,552万円/戸(23万円/㎡)」です。(参考:国土交通省|住宅着工統計2023年次

では、これを仮に夫婦+子供1人のご家庭が住む平屋住宅に当てはめて計算してみましょう。

3人暮らしに必要な居住面積の目安:約33坪=100㎡(参考:国土交通省|誘導居住面積水準

100(㎡)×23(万円)=2,300万円


さらにこちらの金額に、土地購入費用や登記費用が加わります。

フラット35利用者調査の結果によると、土地購入から注文住宅新築までにかかった総コストの全国平均は「4,696万円」、三大都市圏をのぞいた地域の平均は「4,151万円」でした。(参考:フラット35利用者調査|2022年度集計表|土地付注文住宅

 ポイント

土地の比較的リーズナブルなエリアであっても、土地購入費用と平屋建て住宅の新築費用を合わせると「3,500〜4,000万円」程度かかるのが一般的です。

ただし、新築コストを抑える方法があるため、条件次第では、3,500万円かからず夢の平屋建て住宅を手に入れられる可能性もあります。






平屋建て住宅の新築費用を抑えるために必要なコツ

平屋建て住宅の新築費用を抑えるために必要なコツ
施工事例の詳細はこちらから


「平屋建て住宅をリーズナブルに建てたいけど、家の品質は下げたくない」という方は、ぜひこれから紹介します6つのコツを試してみてください。


間取りやデザインをシンプルにする

住宅は、間取りやインテリアデザインが複雑になればなるほど、設計や施工にかかる人件費や、建材にかかる費用が高くなります。

そのため、コストを抑えたい場合は、できるだけシンプルな間取り・デザインにしましょう。

プランをシンプルにまとめて費用を抑え、その分内装や設備機器の仕様をワンランクアップするなど、こだわるポイントに合わせて予算配分できる点も魅力です。

 

廊下をできるだけ少なくする

廊下が少ないプランにすると、建築面積を圧縮でき、土地購入にかかる費用や主要構造部の建築費用を抑えられます。

また、動線の短縮にもつながるため、「バリアフリー住宅」や「家事が楽になる住宅」を目指す方にもメリットになるはずです。


補助金や減税制度を利用する

耐震性や断熱性、省エネ性の高い仕様にすると、その分コストは少々割高になりますが、代わりに補助金や減税制度の対象となります。

これらの制度を利用すると、お得に高性能な平屋建て住宅を手に入れられるのです。

多くの方が気になる住宅ローン減税(控除)も、令和6年度税制改正によって、対象は長期優良住宅やZEH水準住宅など、高い住宅性能が求められます。

新築住宅を対象とする補助金も、高い省エネ性や耐震性、断熱性が条件となっているものが大半です。

そのため、補助金や減税制度の利用を前提として予算組みする場合は、必ず要件を細かくチェックしましょう。

〈おすすめコラム〉
〈山梨で家を建てる〉土地と住宅建築費用の相場|補助金・助成金についても



規格住宅も選択肢に入れる

住宅の性能や品質を落とさずにコストを抑えたい方におすすめなのが、「規格住宅」です。

規格住宅とは、間取りやデザイン、仕様の選択肢が決まっていて、そこからお好みに合うプランを選び組み合わせる“セミカスタマイズ”な住宅を指します。

注文住宅よりもプランの自由度が低い代わりに、設計や施工の効率化による人件費削減や、建築会社が資材を一括購入することによる材料費削減につながるため、比較的リーズナブルに平屋建てを建てられます。

〈おすすめコラム〉
【平屋の規格住宅】メリット・デメリットや間取り、価格目安を解説



住む場所を検討する

首都圏では家を建てる費用と同等のコストがかかる土地購入ですが、住む場所を変えるだけで、その費用を大幅に削減できるかもしれません。

例えば、東京都心部への通勤圏内でもある山梨県の2024年上半期・住宅地平均地価公示価格は「34,746円/㎡」なのに対して、東京都内は「476,071 円/㎡」と、およそ14倍もの差があります。

2階建て住宅よりも広い敷地が必要となる平屋建て住宅を希望する方は、地方移住も視野に入れて土地探しをしてみるのがおすすめです。

〈おすすめコラム〉
人気上昇中の“山梨移住”|人気の理由から失敗しないためのポイント・関連補助金について紹介
二拠点生活・週末移住は“山梨”がおすすめ|移住パターンから注意点・補助制度まで徹底解説




ローコスト住宅の建築が得意な会社を選ぶ

ローコスト住宅と聞くと低品質な家を想像するかもしれませんが、そんなことは全くありません。

企業努力によって低コストで良質な住宅を提供する建築会社も数多くあります。

そのため、まずはローコスト住宅の施工事例が豊富な会社へプラン相談してみると良いでしょう。

その際のチェックポイントは、単なる価格の安さではなく、標準仕様と価格のバランス、つまり「コストパフォーマンスの高さ」です。


〈おすすめコラム〉
ローコスト住宅のデメリットや注意点|価格は?どんな人に向いてる?
〈山梨で平屋新築〉価格目安は?1000万円台からの“ローコスト住宅”と“高性能注文住宅”の事例紹介




平屋建て住宅のコストに関するよくある質問

平屋建て住宅のコストに関するよくある質問
施工事例の詳細はこちらから


では、最後に平屋建ての新築を検討している方からよくいただく質問を紹介します。


Q.「1.5階建てやスキップフロアのある間取りにするとどのくらい費用は高くなる?」

A.「坪単価が数十万円単位プラスされる場合があり、固定資産税も高くなる可能性があります。」


1.5階やスキップフロアなど、外観から見ると平屋建てでも、立体的な間取りにする住宅が増えています。

この場合、1階の床レベルを全面的に同じにする間取りと比較すると、坪単価が20〜40万円程度高くなるケースが大半です。

なぜなら、床組みが複雑になり、設計・施工に係る手間が増えるからです。

また、階段や手すりの造作も発生します。

さらに、床面積が増えることで固定資産税額が一般的な平屋建てよりも高くなる可能性がある点も注意しましょう。

〈おすすめコラム〉
“スキップフロアはやめたほうがいい”これって本当?メリット・デメリットから設計ポイント・施工事例まで徹底解説



Q.「ローコストな平屋建て住宅はいくらくらい?」

A.「入沢工務店では、本体価格1,000万円台で建てられるおしゃれな平屋建ての規格住宅を取り揃えています。」


入沢工務店は、家を最も必要としている「子育て世代」の方を中心に、お求めやすい価格で今だけでなく長い間住み続けられる家づくりをモットーとしています。

広告宣伝費や中間マージンを徹底的に排除し、1,000万円台で建てられるスタイリッシュな平屋建て規格住宅を複数ご用意していますので、お気軽にご相談ください。





まとめ

「平屋建て住宅は高い」と言われるのには理由があります。

その理由を知ると、新築費用を抑える方法が見えてくるはずです。

平屋建て住宅を諦める前に、まずは平屋建て住宅やローコスト住宅の施工実績が豊富な建築会社へ相談しましょう。

私たち入沢工務店は、“地元密着”をコンセプトに、山梨県甲府市周辺でリーズナブルな価格で高性能かつスタイリッシュな規格住宅を数多く手掛けてきました。

私たちの強みは、お客様を一生お付き合いを続ける家族だと思い、その家族が心から幸せになる家づくりを理念としている点です。

セミカスタマイズできる規格住宅から、完全自由設計の注文住宅、建築家とのコラボ住宅を多数手がけていますので、山梨県で家づくりを始めたい方は、どうぞお気軽にご相談ください。


監修者情報

入沢工務店編集部

入沢工務店編集部

入沢工務店編集部です。私たちのミッション(使命)は、笑顔あふれる幸せをつくるために『自立』『信頼』『成長』する企業として家をつくり続けることです。 私たちは家に、住む人、担う人、つくる人それぞれの家族が、笑顔あふれる幸せな生活をプロデュースするために、正道を歩み、向上心を持ち続け知識・技術を磨き続ける集団として、地元山梨に活力を与えることのできる企業を目指します。

詳しいプロフィールはこちら
Facebook Instagram Twitter LINE
一覧へ戻る

家づくりに関するご相談は
こちらからお気軽にご連絡ください

C o n t a c t

    資料請求

    ※資料は、2 つまで選択できます。

    お名前

    ふりがな

    住所

    〒入力後住所が一部自動で入ります

    電話番号

    Eメール

    ご検討内容

    ご意見・お問い合わせ

    個人情報の取り扱いについて

    ご送付いただいた個人情報は厳正かつ安全に保管・管理し、お取引上のご連絡、または当社サービスのご案内・ご提案以外の目的には一切使用いたしません。個人情報の管理者、開示等の要求に関する事項、その他個人情報に関する取り扱いについては、当社プライパシーポリシーをご参照ください。

    LINE 友だち
    追加