一生のうちに何度もない大きな買い物である「マイホーム」ですが、残念ながら、いざ住み始めてから後悔している方もいます。
そこで、今回はSNSやブログから「家を後悔した理由」を抜粋し、ランキング形式で紹介します。
併せて、家づくりを失敗しないための対策についてもお話ししますので、これからマイホームを建てる方は、ぜひ参考にしてください。
● マイホームの購入や新築を後悔しないためには、多くの方が“失敗した”と思うポイントとその対策を知ることが重要です。
● 入沢工務店は、山梨にオフィスを構え“地元密着”をコンセプトに、高性能でスタイリッシュな注文住宅や建築家とのコラボ住宅を数多く手がけています。
Contents
【ブログ ・SNSから抜粋】住宅購入者の“家を後悔した理由”トップ10とその対策|立地・間取り・設備・予算
「家は3回建てないと満足できるものにならない」なんて言葉を聞いたことがある方も多いでしょう。
ところが、実際に人生で家を3回建てられる人はほとんどいませんよね。
これから注文住宅を建てたり建売住宅を購入する方は、後悔のないマイホーム計画を進めましょう。
そのためには、多くの方がどのような点で後悔しているかを知ることが重要です。
第1位「ハウスメーカー・工務店をじっくり検討しなかった」
家の良し悪しを決めると言っても過言ではないのが「ハウスメーカー・工務店選び」です。
ご自身が家に求める条件によって、大手ハウスメーカーに依頼すべきか、地元工務店に相談すべきかは異なります。
実際に、ネームバリューや価格だけで会社を選んで後悔している方は少なくないようです。
会社選びで重要なのは、価格ではなくコストパフォーマンスです。
どのくらいの家をどのくらいの価格で手に入れられるかをきちんと見極めましょう。
引き渡し後のアフターサービスや、担当者との相性も重要なチェックポイントです。
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地元工務店を“後悔”した理由10選と対策|会社選びのポイントを解説
【木造住宅のメーカーを探す】会社選び“10″のポイント
第2位「住宅性能を優先させなかった」
“夢のマイホーム計画”を始めると、どうしても間取りやデザインに着目してしまいますよね。
ところが、長く安全かつ快適に暮らし続けるために欠かせないのが「住宅性能」です。
実際、住み始めて「空調効率が悪い」「地震の時の被害が不安」などと後悔してしまう方もいるため、十分注意してください。
最近は、耐震性・断熱気密性に加え、更新性(メンテナンス性)も重要視されています。
建築基準法で定められている住宅性能は、あくまでも“最低限のレベル”です。
そのため、設備やデザインと住宅性能のそれぞれにいくらぐらいの予算を充てるべきなのか、建築会社とじっくり検討しましょう。
第3位「間取りをじっくり考えなかった」
注文住宅・建売住宅どちらの場合も、間取りを決めたり確認する際には十分なシミュレーションが欠かせません。
吹き抜けのある家など、目を惹くおしゃれな間取りを見ると、ついそこでの生活をイメージせずに計画を進めてしまう方が少なくないからです。
間取りを検討する際は、朝起きて寝るまでの生活を家族それぞれが想像し、不便になりそうな点がないか確認しましょう。
今のお住まいで「住みにくい」「改善したい」と感じている点をリストアップしておくことも重要です。
第4位「収納が少なかった」
間取りを考える際、どうしてもリビングダイニング、キッチンなどの居室から広さを確保してしまいがちですが、収納も生活の利便性を大きく左右します。
家を後悔している人の中には、「おしゃれで生活感のないリビングにしたかったのに、収納しきれないものが散乱して片付かない」という方は少なくありません。
収納スペースは、広すぎても狭すぎても使いづらいため、今あるもののボリュームとサイズをまず把握することから始めましょう。
どこに何をしまいたいのかを検討することも重要です。
「空いたスペースをとりあえず収納に」と間取りを決めると、家事動線が長くなり、片付けづらい家になってしまうかもしれません。
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第5位「家事動線を考慮しなかった」
その家で快適に住めるかどうかに大きく影響するのが、「家事負担」です。
家事のしやすい家は、時間を有効に使えるので、心も体も休まります。
家を後悔している方の中には、「デザインや広さを重視して、家事動線まで考えなかった」という方もいるのです。
日頃、誰がどの家事をいつしているのかを確認し、家の中を無駄に行き来することがないか、家族の動線と混線しないかなどをチェックしてください。
例えば、共働きでお子さんもいるご家庭では、朝に何かと動線が混み合いがちです。
そのため、回遊性のある間取りにするなどの工夫が欠かせません。
第6位「駐車場・駐輪場が使いづらい」
忘れてしまいがちなのが、駐車場や駐輪場のプランです。
必要な広さの目安はあるものの、それがご自身にとって使いやすいとは限りません。
前面道路との位置関係や自家用車の大きさは重要なチェックポイントですし、ベビーカーなど大きなものを頻繁に乗せたり降ろしたりする場合は、余裕のある広さを確保しなくてはいけません。
また、将来お子さんが増える場合は、複数台の自転車をスムーズに置ける場所も確保しておく必要があるでしょう。
このように、駐車場・駐輪場の場所や広さを決める際には、将来性も踏まえて検討することが重要です。
第7位「最新設備にこだわったものの使いこなせない」
「せっかく家を建てるのだから最新設備や機能を取り入れたい」という方も多いですが、その場合、その設備や機能を十分使いこなせるか事前に検討してください。
最新設備はどうしてもコストがかかるため、使わなければお金が無駄になってしまうかもしれません。
最近増えているスマートハウスなどを採用したものの、うまく使いこなせていないというケースもよく聞きます。
初めて使う機器を導入する場合は、ショールームなどで使い方をチェックしておくことをおすすめします。
第8位「“自由設計”にこだわりすぎて予算オーバーになってしまった」
注文住宅の魅力は、間取り・デザイン・性能を全て自由に決められる点ですよね。
ところが、自由なあまり、要望を取り入れすぎて、最終的に予算オーバーになってしまうケースはよくあります。
「一生に一度の買い物だから」と自由設計にこだわりたくなりますが、ご予算次第では建築会社が提案する規格住宅の方がお得な可能性もあります。
そのため、「予算内で満足できるマイホームを建てたい」という方は、セミオーダーできる規格住宅や建売住宅も選択肢に入れてみることをおすすめします。
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第9位「周辺環境を事前にチェックしなかった」
家の間取りや性能にこだわることはもちろん重要ですが、同時にチェックしておかなくてはいけないのが周辺環境です。
いざ住み始めてみて「日当たりが悪い」「騒音がうるさい」「外部からの視線が気になる」などの悩みを抱える方もいるからです。
土地を探す際には、隣近所にどのような建物が建っているのか、どのような人が住んでいるのか、日当たりや風通しを妨げる建物や樹木がないかなどを必ず確認してください。
既に土地を所有している場合は、懸念される点を確認し、それを少しでも解消できるプランを検討することが重要です。
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第10位「ベランダはいらなかった」
一昔前まで、戸建住宅にベランダがあるのは当たり前でしたが、最近は洗濯物を室内に干す人が増えたことから、設置しないケースが増えています。
実際にベランダを作ったものの、「ほとんど使わない」「メンテナンスに費用がかかる」などと後悔している方も多いです。
ベランダを作るには、狭いものでも80万円(/カ所)程度かかるため、その必要性を十分検討してからプランに取り入れましょう。
ベランダの代わりに、まとまった面積を確保しやすいルーフバルコニーや屋上のある戸建住宅も増えています。
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「ベランダのない家」メリット・デメリットや“いらない”と言われる理由、おしゃれな外観事例写真
“屋上テラスのある戸建住宅”メリット・デメリットは?後悔しないための注意点は?
入沢工務店は、山梨で注文住宅・規格住宅を手掛ける“地元密着型”工務店です。
1974年創業以来、屋上のある家やキューブ型住宅、平屋住宅など、さまざまな間取り・デザインの家を手がけてきました。
山梨・甲府エリアで後悔のない家づくりを実現させたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。
「おしゃれな家・流行を取り入れた家」にも要注意
雑誌などでおしゃれな家の事例をみると、「こんな家に住みたい」と思うかもしれません。
また、家の間取りについて調べると、「ランドリールーム、スキップフロア、ファミリークローゼット、シューズインクローゼット」など、トレンドのワードが目につくでしょう。
もちろん、これらを取り入れることは決して間違いではありません。
ただし、流行の間取りを採用する場合は、ご自身の生活にフィットするのか、本当に必要なのかを検討することが重要です。
「おしゃれな家」「流行を取り入れた家」にして後悔する方もいるからです。
過去のコラムでは、トレンドの間取りを後悔しないためのポイントを紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
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パントリーのある間取りを失敗しない“10”のコツ|広さ・換気・通路幅・収納
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〈事例写真付き〉“リビング階段”の後悔理由とその解決方法
“スキップフロアはやめたほうがいい”これって本当?メリット・デメリットから設計ポイント・施工事例まで徹底解説
「引っ越したい・売りたい」と思っても待って!住み替えのリスク
家を後悔している方の中には、「引っ越したい」「住み替えたい」と考える方もいますが、それには多少のリスクが伴います。
余計なコストがかかる
住宅を売却する際には、不動産会社に仲介手数料を支払わなくてはいけませんし、次の家を購入する際にも手数料はかかります。
不動産仲介手数料の上限は「200万円以下の金額5.5%分+200万円超から400万円以下の金額4.4% +400万円超の金額3.3% 」なので、売却・購入金額がそれぞれ2,000万円だとすると、併せて数百万円の費用がかかるということです。 (参考:国土交通省|不動産流通について)
賃貸の場合も、家賃数ヶ月分の初期費用が必要です。
さらに、引越し費用も用意しておかなくてはいけません。
中古住宅は建築費用・購入価格より高く売れることはほぼない
戸建住宅の場合、たとえ築浅であっても、購入金額や建築費用よりも高く売れることはほぼありません。
なぜなら、戸建住宅の価値は新築で引き渡しを受けた瞬間から下がってしまうからです。
上のグラフでも分かる通り、築0〜5年と築6〜10年の価格を比較すると、10%以上下がっています。
そのため、住宅ローンを利用して家を購入・新築した方は、売却金額でローンを完済できない可能性もあるので注意しましょう。
山梨・甲府エリアで「後悔のない家づくり」を実現させたい方は入沢工務店へご相談を
私たち“入沢工務店”の施工エリアは、「甲府市・山梨市・韮崎市・南アルプス市・甲斐市・笛吹市・甲州市・中央市・昭和町」です。
地元密着で家づくりと向き合ってきた私たちだからこそ、地域特性を踏まえた住まいをお手伝いできます。
「住む人とつくる人、そのお互いの顔が見える家づくりの大切さ」
この理念を常に意識して、お客様一人一人に寄り添いながら少数精鋭のプロ集団で家づくりに取り組んでいます。
そのため、年間に携われる棟数は決して多くはありません。
しかし、地元の方に満足していただける工務店であり続けられるよう、お客様の声に常に耳を傾けています。
「豊かなデザイン力」
「長年培った確かな技術」
「常にトレンドを取り入れる探究心」
「お客様に寄り添った提案力」
これこそ私たちの強みです。
「地域に根づく家を建てたい」「快適なマイホームにしたい」とお考えの方は、是非一度私たちにご相談ください。
まとめ|注文住宅を建てる前に“後悔ポイント”を知って対策を
これから家を購入・新築する方は、ぜひ多くの方が後悔しているポイントを知り、その対策をプランに取り入れてください。
今のお住まいに不便さを感じている方は、真っ先に売却して住み替えるのではなく、リノベーションで問題を解決できないか検討することから始めることをおすすめします。
私たち入沢工務店は、“地元密着”をコンセプトに、山梨県甲府市周辺でリーズナブルな価格で高性能かつスタイリッシュな注文住宅を数多く手掛けてきました。
お客様を一生お付き合いを続ける家族だと思い、その家族が心から幸せになる家づくりを理念としています。
セミカスタマイズできる規格住宅から、完全自由設計の注文住宅、建築家とのコラボ住宅を多数手がけていますので、山梨県で家づくりを始めたい方は、どうぞお気軽にご相談ください。
既存住宅のリノベーションも承っています。