注文住宅で家を建てるならデザインや設備、間取りにこだわったオリジナルの住宅にしたいと思っている人も多いかと思います。その中で、屋上に家族がくつろげるプライベート空間である「屋上バルコニー」「屋上テラス」は誰もが憧れるポイントであり、年々人気が高まっています。
そこで今回の記事は、屋上バルコニーを造るメリット・デメリットや注意点を解説します。
【コラムでわかること】
- 屋上バルコニーのメリット・デメリット
- 屋上バルコニーを造る注意点
Contents
屋上バルコニーとは?屋上テラス・ルーフバルコニーとの違いは
屋上バルコニーとは、通常は屋根がある部分を手すりがあるバルコニーにして広々としたプライベート空間にすることです。「屋上テラス」「ルーフバルコニー」とも呼ばれていますが意味は同じになります。最近では「セカンドリビング」として家族が団らんできるもう1つのプライベート空間ともいわれています。
屋上バルコニーを造る場合、よく見る「三角屋根」ではなく「平らな陸屋根」になります。そのため、四角い形の住宅であるキューブハウスとの相性がよく、屋上バルコニーをオプションとして追加しやすくなります。
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屋上バルコニーのメリットとは?
屋上にあるバルコニーの活用方法は多岐にわたります。どのような活用方法があるのか解説するのでご家庭にあった使い方を選択してみてくださいね。
バーベキューや家キャンプ!気軽に旅行気分を満喫
家にいながらも非日常的な空間になる屋上バルコニー。バーベキューや家キャンプなど気軽に家族で楽しむことができます。
友人を招いてホームパーティーを開くなど、友人にも自慢できるデザイン住宅になります。「屋上にバルコニーを造らなくても庭で十分!」という人もいるかと思います。ですが、屋上バルコニーであれば通行人や隣地の視線を気にすることなく楽しむことができます。夏場は、ビニールプールを出して水着で思いっきり楽しむこともできますね。
視線を気にせず太陽の下で過ごせる空間は、普通であればプライベート温泉やプライベートビーチなど高いお金を出さないと楽しむことはできません。気軽に旅行気分をあじわえる空間が手に入るのは大きなメリットですね。
子どもやペットが遊べる第2の公園に
「家の中に一日中いても子どもが飽きてしまうので、外で遊ばせてあげたい!」こんなふうに思っている親は多いかと思います。ですが、毎日小さい子どもを連れて公園に連れて行くのは大変ですよね。
屋上バルコニーは、家にいながらも「子どもがのびのびと遊べるスペース」になります。公園に連れて行かなくても、太陽の光を浴びながら快適に過ごすことができます。
庭で遊ばせることもできますが、車通りが多い道に接している場合は危険なため心配ですよね。屋上バルコニーであれば車の心配がなく安心して遊ばせることができます。
また、ペットを飼っているご家庭では、自由に走らせることができる「ドッグランスペース」としての活用方法も人気です。わざわざドッグランができる公園を探す必要もありませんね。ペットもご主人にとっても快適な住宅になります。
日当たり抜群!大きい布団も干せる洗濯スペースに
隣地の建物の高さや庭の広さによっては、1階や2階のベランダでは日当たりが悪い時間帯もあるかと思います。しかし、屋上であれば遮るものがないため日当たり抜群です。
また、ベランダでは干しきれない家族の布団も広々スペースの屋上バルコニーであれば1度に干すことができます。そのほか、視線が気になる下着類もプライバシーが確保しやすいので安心して干すことができますね。
家庭菜園に最適
広い庭で家庭菜園を楽しみたいと考えている人もいるかと思います。しかし、駐車スペースや倉庫などを置いたら家庭菜園できる日当たりのよい場所がなくなってしまったということもあるかと思います。
屋上バルコニーは日当たり良好なため家庭菜園をする場所として最適です。プランターを置いてミニトマトなどの野菜を育てることも「屋上庭園」としてお花でいっぱいにすることもできます。
お子さんがいるご家庭では、一緒に野菜やお花を育てることで家族のコミュニケーションする機会が増えますね。
居住スペースを狭くせずにプライバシーがある広々空間
家にいながら外の開放感をあじわうことができる屋上バルコニー。通常は屋根にあたる部分に屋上を造るため、1階2階部分の居住スペースを圧迫することもありません。
自宅にいながら開放感ある広々とした空間が手に入ります。使い勝手は多岐にわたりますが、家族にとって第二のリビングのような「憩いの場」としてプライベート空間を楽しむことができます。
屋上バルコニーのデメリットとは?
定期的なメンテナンス
屋上には雨水が貯まらないように排水溝が設けられています。排水溝に落ち葉やゴミが溜まってしまうと雨漏りの原因になってしまいます。台風の後などは特に詰まっていないか確認し、掃除をすることが大切です。
また、屋上には防水対策がされています。種類にもよりますが効果が切れる前に10年程度で防水加工を再度おこなうことが防水効果の維持に繋がります。
落下防止対策が必須
屋上バルコニーでは、乗り越えられないような高さがある手すりを基本的に設置します。小さいお子さんがいるご家庭では、特に徹底する必要があります。
- 屋上に踏み台になりそうなものを置かない
- 小さいお子さんがすり抜けられそうな隙間を手すり部分に造らない
- 屋上から落としたら危ないものを置かない(間違って落としてしまう危険性があります)
コスト面がアップ
屋上バルコニーを設置することで、一般的な屋根がある形状よりコストが上がります。2階分から上がる階段や防水対策費用、外周に手すり設置などさまざまな費用が追加されます。
いつの間にか予算オーバーとなっていないように、最初にプラスされる費用を確認しておきましょう。
雨漏りのリスク
一般的な三角屋根の住宅は、屋根が斜めに勾配になっているため雨水が自然と雨どいに流れる形状になっています。
しかし、屋上バルコニーが設置されている平らな「陸屋根」は、雨が降った際に雨水が貯まりやすく雨漏りのリスクが高まります。そのため、しっかりとした防水施工がされている住宅を選択することが重要になります。
注文住宅で屋上バルコニーを造るときの注意点
屋上を造った実績のある工務店なのかを確認
憧れの屋上バルコニーですが、施工技術が確かでないと雨漏りのリスクが高くなります。屋上の施工実績のある信頼できる工務店に依頼することで、安心して住宅に住むことができますね。
「入沢工務店」では、屋上バルコニーをオプションで追加することができます。屋上の半分をバルコニー、半分が居住スペースとする「ハーフバルコニー」も選択することが可能です。
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まとめ
屋上バルコニーがある住宅は「家族が楽しめる家」「自慢できる家」「使い勝手のよい家」「デザイン性の高い家」になります。メリットや活用方法も多くありますが、造った後に後悔しないために実績のあるハウスメーカーや工務店に相談してみてください。
山梨で注文住宅をご検討中であれば「入沢工務店」にご相談ください
「入沢工務店」は山梨・甲府エリアを中心に注文住宅を承っております。
デザイン性に優れたキューブ型の家(キューブハウス)の施行を中心としており、それぞれのご家族にあった住宅づくりのサポートをさせて頂きます。
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