注文住宅での家づくりでは、リビングやキッチンを考えると共に玄関づくりにも注目してみましょう。玄関は家族だけではなく、お客様など友人も必ず通る場所になります。「家の顔」ともいわれている玄関を「使い勝手の良い」「おしゃれ」な玄関にしたいですよね。
そこで今回は、玄関づくりのポイントをご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
【コラムでわかること】
・使い勝手の良い玄関のポイントがわかる
・おしゃれな玄関にするポイントがわかる
Contents
綺麗な玄関は「収納がポイント」
玄関が靴で乱雑になっていたら外観がどれだけおしゃれでもガッカリしてしまいますよね。玄関のおすすめの収納をご紹介します。
「シューズクローク」は収納力抜群
おしゃれな住宅に採用されることが多い「シューズクローク」は靴以外にも「アウトドア用品」「自転車」などを収納することができるため使い勝手が良く便利です。収納棚を可動式にすれば、サイズを調整することができ縦長の大きめの物をスッキリ収納することができますよ。
注意点としては、シューズクロークは玄関スペースを広くとることです。そのため、シューズクロークを設置する場合には、部屋を圧迫しないように全体の間取りを考慮する必要があります。また、収納力抜群ですが一般的に扉がついていなく設置場所によってはお客様から中が丸見えになります。
施工事例 / Palais(GLAMP三重) | GLAMPプレス (g-lamp.jp)
「収納ボックス」は形状によって使い勝手が異なる
最も多くメジャーな「収納ボックス」は、形状によって使い勝手が異なります。カウンタータイプは、写真や鍵、小物類をカウンターの上に並べることができるため、使い勝手がよく並べ方によっておしゃれにみせることもできます。
天井まで高さのある収納ボックスは、扉に姿見を設置するタイプが人気です。外出する際に全身をサッと確認できますし、鏡があることで空間を広くみせる効果もあります。
ただし、高い位置の靴は取り出しにくく、日常使いの物は下のスペースを使用することになるかと思います。また、天井高まである収納ボックスを壁一面に設置することで玄関に圧迫感を感じやすくなります。
「玄関の広さ」は家族構成で決める
玄関が広いほど開放感があり明るい玄関になります。家族が朝出かける際に渋滞しないためにもゆったりと余裕のある広さがあると嬉しいですよね。
しかし、玄関を広くとることによってリビングや他の部屋が狭くなってしまっては快適な住宅にすることはできません。玄関は家族構成やライフスタイルによって適切な広さを決めましょう。
玄関は靴以外にも収納できるスペースをもとう
玄関は家族全員が毎日通る場所になります。そのため、靴以外のアイテムが集まりやすく乱雑になりやすい場所です。靴以外のアイテムを収納できるスペースを確保しておくとスッキリと整理整頓しやすくなりますよ。
【玄関に集まりやすいアイテム】
・ベビーカー
・子どものおもちゃ
・子どもの部活用品
・自転車
・アウトドア用品や趣味用品
・玄関や車の掃除道具
外出時に使用するアイテムを収納できるスペースをもとう
「リビングがいつの間にか家族のカバンやコートの置き場になってしまっている!」というご家庭も多いのではないでしょうか?毎日外出する際に使用するアイテムを収納できるスペースがあると、2階の自分の部屋までもっていく必要もないため大変便利です。また、外でついた花粉や細菌、汚れを部屋の中に持ち込まずにすみますよ。
【外出時に使用するアイテム】
・帽子
・コート
・カバン
・ランドセル
子どもは成長と共に物が増える
子どもが産まれたり成長したりすることで玄関に集まるアイテムも多くなります。靴の種類も豊富になり、習い事や部活で使用する物も必要になります。将来のことも考えて収納できるスペースを広めに設定しておくといいでしょう。
玄関の使い勝手は「汚れの落としやすさ」
玄関タイルの色で掃除しやすくなる
玄関タイルの色をホワイト系にすることで明るい玄関にすることができます。しかし、ホワイト系は汚れが目立つためこまめな掃除が必要になります。
玄関タイルの色をブラウン系にすることで雨の日でも汚れが目立ちにくくなります。泥だらけになって遊ぶ時期のお子さんがいるご家庭では掃除のしやすさも考慮してタイルの色を選択してみてはいかがでしょうか?
玄関に洗面台があると汚れを部屋に持ち込まない
玄関に洗面台があることで外から帰ってきてすぐに手洗いすることができます。細菌や汚れがついている手で部屋のドアを開け閉めすることがなくなりますね。
室内に汚れを持ち込むことなくサッと簡単に洗うことができるので、小さいお子さんがいるご家庭では人気の設計です。
おしゃれな玄関にするポイント
照明でおしゃれさアップ
照明の種類によって玄関のおしゃれさがアップします。玄関照明では天井に埋め込みタイプの「ダウンライト」が多く利用されています。ダウンライトの照明でも複数配列することで十分オシャレに演出させることができますが「間接照明」を設置することでよりデザイン性のある玄関にすることができます。
間接照明とは、天井や壁などに光をあてて間接的に空間を照らす照明のことです。直接的な光ではなく淡い光になるので落ち着いた大人の雰囲気を演出してくれます。
また、玄関照明は人感センサー付きの物を選択すると夜遅い帰宅時でも照明のスイッチを探すことなく明るくしてくれるので、ちょっとしたストレスを感じることなく快適に帰宅することができます。
明るい玄関はドアで決まる
玄関ドアに採光がとれるガラス部分がない種類だと日中でも照明をつけないと間取りによっては暗くなってしまうことがあります。外の太陽の光を取り入れるドアにすることで、明るく開放感のある玄関にすることができますね。また、自然光が入ることで印象が良くなるのと同時に毎日の靴の脱ぎ履きもしやすくなるため使い勝手がよくなります。
ただし、ガラス部分の面積を広くとることで防犯面が低下するというデメリットがあります。そのため、ガラスが割れにくい防犯ガラス採用のドアやガラスを割ってサムターン回し(割ったガラス部分から道具を入れて内側の鍵を回すこと)対策があるドア、オートロックの電子キー付きのドアなどもおすすめです。
玄関の種類は豊富にあり、外観の印象にも影響を与えるため「デザイン性」も考慮しつつ「採光性」「防犯や断熱などの機能性」も含めて検討してみてくださいね。
吹き抜けをつくると開放感
玄関に吹き抜けをつくることで空間が上に広がり、同じ面積の玄関より広くみせることができます。また、吹き抜け部分に窓を設置することで自然光が入りやすく、明るい玄関になります。
吹き抜けがあることで家に来たお客様にもすぐにおしゃれな住宅という印象を与えることができますね。また、開放感があることで毎日家に帰ることを楽しみにさせてくれる玄関にもなります。
まとめ
玄関づくりのポイントとして、家族構成やライフスタイルの違いによる「収納」と「玄関の広さ」についてご紹介しました。また、日々の使い勝手や機能性と共に「おしゃれな」な玄関にするためのポイントも参考にしてみてくださいね。
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