こんにちは。
工務の山本です。
現場にて大判ガラスの建て込み作業を行いました。
ZERO-CUBEの特徴的な大きな四角いFIXの窓。
この約1.6m角のガラスもペアガラスになっているため、かなりの重量になります。
この窓は誰がどのように取り付けているかご存じでしょうか?
大判ガラス以外のサッシに関しては下地の施工から取付まで、大工さんが一人で行います。
大判ガラスに関しては、サッシとガラスが別々に搬入されてきて、サッシは大工さんが取り付けます。
ガラスに関しては、大工さんの作業後にサッシ搬入業者さんが取り付けます。
どのように取り付けるかというと。
人力!!
使っている道具はガラス用の吸盤くらいで、あとは力のみです。
屈強な男が総出でガラスを2Fまで持ち上げて、サッシにはめ込みます。
重量もあるし絶対に落とせないので、ガラス一枚はめるために4人いないと危ないとのことです。
現代の建築業界は、工場でのプレカット化など機械化が進んでいますが、この大判ガラスのように、人の力がなければできない作業がまだまだ見受けられます。
自動車の製造などと比べるとアナログ的に感じられるかもしれませんが、私的には面白いと感じる部分です。
機械ばかりではなく、人の手で作られる家作りって、素晴らしいですね。