小林です
先日あるお客様とお話をしていた際
お客様の友人が新築した住宅で
なぜか一か所だけ結露する面があり
施工した会社に伝えても
「問題ないので様子をみてください」
と言う返事をもらったが
一向に良くならない・・・。
そこで知り合いの大工さんにお願いをして
思い切って壁の石膏ボードを外したところ…
何とそこだけ断熱材が無い…
「そんなことってあるのでしょうか?」
そんな質問をいただきました。
「・・・」「昭和の時代ならもしかしたら…」
「ですが、令和の今…で、それは…」
返事に困りました…。
正直、施工している大工さんが気付くはずですから
素人さんや、お手伝いの人、
なんちゃって大工さん以外の施工で
入っていない?なんてこと絶対にありえません。
きっと、その会社の家は今も…
しかし、入っていないことはなくても
施工に問題があることは今も良くあります。
↓
先日リモート現場管理ソフトの販売会社の
広告に使われていた写真ですが
非常に問題があることが分かります。
このまま壁を仕上げてしまうと
高い確率で問題を起こしてくることが考えられます。
そして、この問題のある施工でも
確認申請の検査は通りますし
計算上の断熱性能も変わりません。
つまり、そのまま完成して
お引き渡しが可能です。
怖くないですか?
まず、これを見て何に問題があるのか?
沢山のお金を使って
どんなに外観や内装をお洒落に
カッコよくつくっても寒かったり
全然快適なない。。。
さらに恐ろしいことも。。。
悲しくなってしまいます。
知らない、分からないなら是非知ってください。
見えない、見えなくなるからこそ
大切なのです。
では