小林です
借入期間中ずっと金利が変わらない
全期間固定金利住宅ローンの代名詞的存在が、
住宅金融支援機構の取扱う『フラット35』ですが、
このフラット35は、現在ほぼ全ての銀行が窓口となっているため、
どの銀行でも申し込むことが出来ます。
とはいえ、窓口となる銀行によってその
「貸出条件は全く異なる」ため、
どこで借りても全く同じというわけではないので
選ぶ時には注意が必要になります。
「違いは手数料と金利」
フラット35では、
民間銀行が取扱う住宅ローンとちがい
保証料という費用が必要ないのですが、
その代わりに“融資手数料”という費用がかかり、
この融資手数料が窓口となる銀行によって異なってくるのですが
多くが借入額に対して〇%となる為
たった0.1%の差でも
数万円違いが出てくるため気にしたいところです。
また、融資手数料が安く設定されている場合
その分金利が高く設定されている場もあるため
単純に融資手数料が安いか高いかだけを見て判断するのではなく、
金利との兼ね合いも見ながら判断することが大切になってきます。
2つ目は、窓口によってちがう“貸出金利”です。
その違いは、最安金利と最高金利では“0.55%”も差がありますから、
例えば2500万円を35年返済で借りて、
最後まで支払ったとしたら…
「金利の差だけで280万円も違ってくる」んですよ。
それ以外にも
“つなぎ融資の手数料と金利”が窓口となる銀行によって違ってくるのも、
フラット35では気を付けておきたいポイントになります。
フラット35という住宅ローンは、
完成した家が「住宅金融支援機構が定める基準に適合」しているかどうかを
検査し確認してからじゃないと、融資が実行されない住宅ローンです。
その為、完成時までフラット35を使うことができないため
その間に必要となってくる資金
(具体的には土地代や家の着工金、
家の上棟金です)を窓口となる銀行が
立替え融資をしてくれるようになります。
これが“つなぎ融資”です。
そして、そのつなぎ融資に際しても、手数料と金利が
発生することになります。
手数料に関しては、
つなぎ融資を実行するごとに毎回必要になってくる銀行もあれば、
何回つなぎ融資を受けようと1回きりしか必要がない銀行もありますし、
金利に関しては、フラット35と同じ金利が適用される銀行もあれば、
もっと高い金利が設定されている銀行もあります。
また、手数料や金利が、つなぎ融資として実行される融資額から
差し引かれる銀行もあれば、
つなぎ融資の融資額から差し引かれるのではなく、
最終のフラット35からこれらの費用が差し引かれて融資が実行される銀行もあるので、
どのタイミングでそういった手数料や金利を支払う必要があるのか?
ということも、事前にしっかり理解しておくことも大切なポイントとなってきます。
いかがですか?
これらが、銀行によって異なってくる条件というわけですね。
もし、あなたがこれから家づくりを考えていて、
住宅ローンはややこしいいし、
難しそうなので自分選ぶ自信がないな~とお考えであれば、
いつでもご相談いただければと思います。
あなたにとって理想的なローンのアドバイスまで、
理想的な住まいのアドバイスと同時にさせていただきますから!
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