こんにちは!
工務の髙橋です。
暑い日々が終わり、とても秋らしい日和になってきましたね!
さて、今回はいつもお世話になっているクロス(壁紙)職人さんのお仕事をご紹介します。
日々点検にお伺いしていく中でとりわけ多いのが壁紙のメンテナンスです。
木造住宅の特徴として「木が動く」ことがあります。
…と言うとちょっと怖い言い回しになってしまいますがご安心ください。決して接合部が外れたり、家が傾いたり、壁が踊りだしたりするわけではありません。
湿度や温度の変化によって木がミリ単位で収縮や膨張するということです。
すると家の一番表面の部分…壁紙に影響が出てきます。壁紙同士の境が拡がってしまったり、家の隅部分の壁紙に隙間が出来てしまったりします。
家の中に居て、目に見える壁紙ですから、ご相談いただく頻度もかなり多いです。
そういったときにメンテナンスをお願いするのがクロス職人さんです。
隙間の修繕から全面的に貼替が必要な場合まできちんと対応してくれます。
今回は…普段の修繕とは少し違うケースをご紹介します。
オレンジ色の丸の部分ですが、実は奥についている照明のダクトレールが元々付いていた痕です。
ダクトレールを移設したのですがビスの痕が残ってしまいました。
こちらが職人さんによる修繕の結果です。
まるで全面貼替えたような仕上がりですが、今回は部分修繕です。
ビス穴を埋め、小さなクロスを貼っています。周りの模様と新しく貼るクロスの模様を見極め、寸分の隙間もなく一体化しています。
実際に近くで見てもわからないほどの仕上がりです。
新築工事のクロス工事も丁寧にこなしながら急なメンテナンスも丁寧に対応してくれる職人さんに感謝です。