小林です
ついに緊急事態宣言が出てしまいました。
子供たちの学校も始まっている地域もあり
まだの方も含め不安な毎日
どこか閉塞感を感じる
ちょっとくらい毎日を過ごしているかもしれません。
また飲食店など、地域の皆さまにおかれては
自粛ムードも合い重なり
辛い毎日、我慢の毎日をお過ごしかと思います。
私たちに出来ることは微力化もしれませんが
何か出来ることは無いか?を日々考え
少しではありますが、テイクアウトなど
出来ることをさせていただいております。
幸い、我々の業界では
まだ、仕事に影響することは少なく
毎日現場で働くことが出来ることに
感謝する毎日であります。
どうか、こんな毎日が
一日でも早く収束することが出来るよう
自分なりに出来ることを努力したいと思います。
そんな中で書くブログのネタに困っているところですが
今日は私たちの家づくりの想いの一部を
少しだけお話出来たらと思い書き出しました。
私たちでつくらせていただく
ウッドデッキには「屋久島の杉」を使うことが多いのですが
これには、ある思いが込められています。
実は日本の林業は
戦後は復興のために木材が大量に必要になり
需要が追い付かず高騰してしまったこともあり
国を挙げて積極的に投資を行い
経済的に価値の高い針葉樹の人工林を日本中で
沢山つくっていきました。
しかし昭和39年の木材輸入の完全自由化により
海外の安い木材が大量に安定して市場に出回るようになり
驚くほど高騰していた「日本の木」は輸入材に
その立ち位置を奪われてしまい
日本の林業は衰退の一途をたどりました。
これは屋久島でも同じで
人工林となった山の木は国内需要も少ないため
若者の働き手は少なく高齢化し
手入れの行き届かない人工林は
災害に弱く、土砂崩れを起こす原因になってしまうなど
実は様々な問題を起こしているそうです。
そんな屋久島の林業をもう一度
ブランド化し、需要を伸ばすことで
自然にも貢献しつつ、林業の再生を目指すという
「屋久島地杉project」に
私たちも微力ながら参加しております。
そんなprojectは↓からご覧いただけます!
https://www.shinrin-ringyou.com/ringyou/
小さな工務店ですので
こんな程度の事しか出来ませんが
そんなコダワリもあるのです。
では