小林です
子供たちの終業式も終わり
3月も残りわずかとなってきました。
3月になると思いだすと言われると
3.11という方も多いと思います。
もちろん思い出すのですが
私にはもう一つ思い出すことがあります。
それは…。
当時ハウスメーカーの下請けに疑問をもち
自分たちがやりたいと思える家づくりをしようと思い
何のノウハウもなく、ただ良い家をつくれば
誰か分かってくれると信じ
日々手作りのチラシをつくっては配りを繰り返し
それでも契約できずにお金も底をつきそうでした。
もう、今月契約が取れなければ
また下請けに戻るしかない…
自分たちの考える家づくりは間違いなのか?
目の前に広がる絶望感
正直心が折れる寸前でした。
心からの笑顔など全く出来ませんでした。
朝?というか夜というか
全く時間も関係なく
とにかく会社にいて何かをしていました。
正にワラをもつかむ…とはこのこと
そんな時以前から弊社にご相談頂いていたk様から
「是非私たちの家づくりを入沢さんに依頼したいです」
と嬉しい一言が…
今でこそ言えますが当時冷静にしていたつもりですが
涙が流れたのを覚えています。
今でこそ元請けとして日々家づくりに向合えていますが
それも、これもこの1件のご契約を頂いたことからです。
あれから14年…
毎年この季節は初心を振り返り
その頃の想いを忘れずお客様に向合っているか?
変わらぬ気持ちで挑戦しているか?
そんなことを考えてしまう3月です。
ありがとうございます。
では